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井川の里文化を体験④!(南アルプスユネスコ・エコパーク登録推進事業「若者トーク・フォーラム」開催報告・エコツーリズム編)
平成24年10月6日から8日の3日間に開催された、南アルプス、井川の未来を考える「若者トーク・フォーラム」
エコツーリズム班の活動報告④です!
「エコツーリズム班」の2日目の午前のプログラム、「南アルプス井川エコツーリズム推進協議会」さんによる里文化体験。
もう一方の班は、みんなの昼食を担当する「そば打ち」「雑穀もちつき」「こんにゃくづくり」を体験しました。
まずは、「そば打ち」体験。
地元のお母さんに、水でこねるところから、足踏み、延ばし、切っていくところまで、丁寧に教わります。
それでは、真似して作ってみましょう☆
みんなのお昼ごはんのメインです。気合いを入れてつくります!
初めてのそば打ちに苦戦する部分もありましたが、なんとかすべての班ともおそばが完成!
みんな、とりあえず主食にありつけることができそうです☆
続いては、雑穀もちつき体験。
井川では古くから焼畑による農業が盛んであった歴史があり、雑穀が主食とされ、育てられてきました。
(井川地域の焼畑の歴史、地域の自然と調和した農法の紹介はこちらをご覧ください。)
今回は、昔から伝わる稗(ひえ)、粟(あわ)、きびといった雑穀を使ったもちつきを体験しました。
みんなで順番に、餅をついていきます。
お母さんたちはホイホイとテンポ良くついていましたが、これが結構な重労働。
実はこの次の日、食文化体験班の多くの人が筋肉痛になっていました。笑。
お母さんたちと一緒に、餡を包んで。
おやつの雑穀もちつきも、無事完成です☆
そば打ち、雑穀もちつき、こんにゃく作りの当初の予定のほかに、「畑に出てみたい!」という学生さんの要望もあり、裏の畑で野菜をとり、漬物をつくることに。
突然追加したプログラムでしたが、畑の散策が、学生さんたちには一番刺激的だったようです!
「落花生って、土の中でできるの!?枝豆みたいに葉っぱの下についてるものだと思ってた!」
「小豆って、鞘の中に入っているときから赤いの!?カニみたく、茹でると赤くなるのだと思ってた!」
なるほど。確かに、普段スーパーなどで見かける野菜は収穫後のもので、それが畑や田んぼでどうやって生育しているか、知らないものが多いですよね。
作り手と話をしてこだわりを聴き、実際の収穫の現場を見ることで、これから食べる野菜に対して特別な思いが出てきたようでした。
こちらは、葉っぱから作物を当てるクイズ。
さて、何の葉っぱでしょうか??
自分たちで打ったそば、収穫した野菜などで昼食パーティー☆
地域の食文化を学びながら、自分たちで作ったものを食べる。
みなさん、とても美味しそうに食べていました☆
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