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リバウェル井川に新スポット誕生!(南アルプスユネスコ・エコパーク登録推進事業「若者トーク・フォーラム」開催報告・アート編)
平成24年10月6日から8日の3日間、南アルプス、井川の未来を考える「若者トーク・フォーラム」が開催されました!
これは、「南アルプス・ユネスコエコパーク登録推進事業」のひとつで、エコパーク登録後の井川地区の振興策や活性化策を、次世代を担う若者に議論・検討してもらおうという事業です。
2泊3日を井川で過ごしながら様々な体験活動を行い、その中で感じ取った井川の魅力・可能性を若者に感じてもらおうという企画で、県内外から集まった大学生50人が、「アート創作班」と「エコツーリズム班」に分かれて活動を行いました。
「アート創作班」は、リバウェル井川スキー場のゲレンデに巨大オブジェをつくるという、「井川高原アートプロジェクト」に取り組みました。
静岡市出身の漫画家「しりあがり寿」さんをはじめ、「白根ゆたんぽ」さん、「朝倉世界一」さん、「なんきん」さんらアーティストの指導のもと、フォーラムに参加した大学生たちが、井川に残る伝説の人物「てしゃまんく」と「とくせいばあ」をイメージして制作しようという企画です。
まずは、レストハウスで作戦会議。アーティストの方々と学生で、イメージを膨らませます。
活動スタート!
2mの高さの杭を並べた直径2mの円柱が、みんなのキャンバス。
イメージに合ったパーツを制作し、みんなで場所を確認しながら配置していきます。
ヘアースタイルは、植栽でつくることに。
頭の中に土を入れ、そこに木や花を植えていきました。
オブジェの大きさ、感じていただけましたでしょうか☆
こちらは、井川の里の伝説の力持ち「てしゃまんく」のオブジェ。
完成まであと少し!
もう1体の、同じく里に伝わる伝説の力持ち「とくせいばあ」という、お婆さんのオブジェ。
うーん、いかにも力強そう☆
「井川高原アートプロジェクト」の作品は、見てのとおり、すべて自然に還る素材で制作されています。
展示期間は、作品が朽ち果てる(壊れる)まで。
2日間かけて、ようやく完成!
みんなで記念撮影☆
みんなで制作した巨大アート。
大自然の中に突如現れる圧倒的な存在感。
ぜひ一度、現地に足をお運びください☆
◆関連リンク◆
●南アルプスユネスコ・エコパーク登録推進事業「若者トーク・フォーラム」開催報告・エコツーリズム編
●南アルプスユネスコ・エコパーク登録推進事業「若者トーク・フォーラム」開催報告(静岡市広報TV)
●南アルプスユネスコエコパークとは??(静岡市・しぜんたんけんてちょう)
◆おまけ◆
井川には、「てしゃまんく」「とくせいばあ」「力次郎衛門」といった、力持ちの伝説が残っています。また伝説だけではなく、「てしゃまんく」の墓や、力次郎衛門の力石など、伝説にちなんだ伝承物まで存在します。
生活の中で、山奥で木材を切り出し里へと下ろしたり、大きな荷物を持って駿府まで運んだりと、力が必要とされていて、力持ちに対する憧れがあったとも考えられます。