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あしくぼ家康公のお茶祭りに行ってきました&足久保茶のご紹介♪
平成23年11月23日(水・祝) 葵区足久保口組で開催された「あしくぼ家康公のお茶祭り」に行ってきました。
「あしくぼ家康公のお茶祭り」は、静岡市の中山間地域活性化支援事業のひとつ「おらんとこのこれ一番事業」で事業認定された「駿府足久保茶ブランドづくり」事業の一環として開催されました。
足久保は、静岡市内でも有数のお茶の産地。
鎌倉時代の高僧「聖一国師」が中国からお茶を持ち帰り、足久保にはじめてお茶をまいたのが静岡茶の始まりという云われや、足久保茶が江戸時代の徳川将軍家御用達の高級茶であった云われがある、お茶に関する深い歴史と文化のある地区です。
実際に足久保へ足を運んでみると、爽やかな緑色の美しい茶園が地区じゅうに広がっており、この足久保で栽培されたお茶の美味しさが想像できました。
9:30からはじまったお茶祭り。開会式のあと、「口切の儀」が行われました。
開会式の様子
開会式には、葵区のマスコットキャラクター「あおいくん」も駆けつけてくれました。よく見るとかわいいでしょ?
「口切の儀」とは、江戸時代徳川将軍家に献上するためのお茶を、葵区の井川にあるお茶壺屋敷に貯蔵保管し、秋にお茶壺を開封して、熟成されたお茶を吟味していた儀式です。
今回の口切の儀は、足久保口組(美原町)にお住まいの安倉忠夫さんが取り仕切ってくださいました。
この後、ステージでは、地元の子どもたちによる太鼓などの演奏が行われました。
足久保公民館で行われた茶席では、地元茶農家さんが美味しいお茶の淹れ方や足久保の歴史を伝授してくださいました。
一煎目は、水で出したお茶をいただきました。うっすらとした香りと味でしたが、苦みがまったくなく爽やかな口当たりで飲みやすかったです。
二煎目は、50℃くらいまで冷ましたお湯で頂きました。これもそれほど苦みがなくまろやかな甘みが口に広がりました。
ここで、和菓子をいただきました。甘くておいしい!
三煎目は、少し温度を上げたお湯で。ちょうどいい苦みがでていて、先ほど食べた和菓子の甘さにちょうどいい苦さでした。
お茶を淹れる時のポイントは、あまり熱くないお湯で淹れることと、お湯を入れた時、しっかり最後まで注ぎきるということでした。お湯が残っていると苦みがどんどんでてしまうからです。
好みもありますが、熱いお湯ほど苦みがでて、温度が低いほど甘みがでるそうです。 皆さんも色々な温度で自分の好みを探してみては?
抹茶の茶席もありましたが、抹茶をつくる石臼が渋かったです。
足久保公民館には、昨年国宝に指定された久能山東照宮の落合宮司様所有の「徳川家康公の肖像画」が展示してありました。
とても貴重なものを間近で見ることができました。ありがとうございます。
外のグラウンドでは、「足久保茶」が販売されていました。今年度の駿府お茶姫(グランプリ)さんも、応援に駆け付けてくれて、お茶のサービスをしてくれました。ありがとうございました。
私も最高級の足久保茶買っちゃいました♪
ステージでは、「足久保茶畑音頭」と迫力ある「足久保太鼓」の演奏が始まりました。
また、周辺では、スタンプラリーも行われました。
最近架けられた「お茶の架け橋」もそのルートになっていました。
お昼には、田辺市長も訪れ、足久保茶を堪能しましたよ。
市長のご挨拶
これからも、足久保茶の魅力をもっとPRして、足久保茶が静岡茶を代表するブランドとして愛されるよう期待しています!
皆さんも応援してください!