南アルプスジオサイト「木賊堰堤上部ほか」
「木賊(とくさ)」とは、「研草」とも書かれる植物で、砥石に似て茎でものを研ぐことができることから、名前がついたと言われています。
木賊堰堤周辺の河原では、赤石岳の命名由来である赤い石を見ることができます。
太洋底に積もったプランクトンの一種・放散虫を元としたチャートは、石英質の殻の成分により、堆積岩としては硬質であることが特徴です。
そのうち酸化した鉄分を含む赤い色のついているものを赤色チャートといいます。
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