移住者さんの生活記録

値段のつけられないもの

明治のめりんす.jpg

このごろつくづくと思うことですが、いただきものをしたときに、「ああ、これは値段がつけられないような、貴重なものをいただいたなあ」と感じることが多いです。

使い込んだ鉈(ナタ)を一丁、「こういうのは持っておくとよい」といただいたり。

何年も自家栽培してきた サトイモの種イモを分けていただいたり。

何年も囲炉裏の上で乾かしてきただろう竹(→すすたけ)で細工した、飾り物をいただいたり。

「さっきやっとさばいたところだけど、もっていく?」と、イノシシの肉をいただいたり。

お手伝いしたお礼にと、炭がまで焼いた樫炭をいただいたり。

この人形の着物は、おしゅうとめさんの着物をほどいて縫ったものだそうです。「明治時代のめりんすだけどな」と、何でもなさそうに言われてびっくりしました。帯は畳のへりを再利用しているそうです。

別の方からは、亡くなったご主人と一緒に写した、たった一枚の写真を見せて頂きました。長男の誕生記念に、街の写真館で撮ったものだそうです。「3人の写真は縁起が悪いから」と、長男と人形をかかえたその人は、とても美しかったです。

たとえばゴマを一握り。スーパーで買えば100円もしません。でも、そのおばあちゃんがそこの畑で、毎年種をとって栽培し、天気を気にしながら日に干して、一粒一粒大事にあつめて水洗いして...という苦労を背後に(身をもって)思い浮かべられると、「ああ、値段がつけられない」とため息が出ます。

これは、この土地に3年間住んでこそ、得られた人間関係と、実感だなあと、ありがたく感じます。

お茶どころ 大川地区では、春のイベントとして「奥藁科大川お茶祭り」が、4月7日に開催されます。詳しくは奥藁科ウェブの会ホームページ↓↓をごらんください。ちょうど山桜の美しい季節となると思います。ぜひお運びください。

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