移住者さんの生活記録

やまんば塾 つる編み編

先日のこも編みにはじまった「大川やまんば塾」の続編です。(←勝手に命名。おこられそう)

じつはこも編みのあとで、90代のおばあちゃん2人と、ヤマへツルを採りにいきました。地元ではアオト、またはトヅルと呼ばれるツルを、細工ものによく使うようです。

足場のわるい斜面もなんのその、用意の剪定ばさみで器用にツルを切ってはまるめて、3人でほくほくと帰ってきたのでした。

 

2週間後。やっと時間をとれて訪ねると、お2人はとっくに仕上げてありました。

「もう○○ちゃんにくれちゃっただよう」

「あんまりおくと、はしゃいじゃって(乾いちゃって)だめだあ」

「おまえ、ちゃんとはしゃがんようにしてあるらな?今からいってやるか?」

というわけで、またもや庭で教えていただきました。

 

まずは底の部分を形づくります。「あし」を3本と2本で組み合わせ、あとで1本足します。

 

 

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それからは長さのそろったツルをつかって、ぐるぐると編み上げていきますが、

「あれ?これが上で、下で...おかしいな」

「こうとしてこうとして、ここがおかしいんだな。算数が出来ないわけだなあ」

「まあーこうもはしゃぐと、言うことをきかないもんだ」と、まあ賑やかなこと賑やかなこと。

 

 

 

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おまえ、初めての割にはよくできたもんだ。力があるだな()

ツルが完全に乾くと、半分ほどの重さになって、だんだんと風合いがでてくるようです。ひとつ、今年やりたかったことが出来てよかった。

 

 

山間地区への移住に興味がお有りの方、、、「中山間地域空家バンク」をご存知でしょうか。大川地区でも、支援員さんのご努力とみなさんのご協力で、物件が出始めています。今後も増える見込みアリです。くわしくは、こちらのページをぜひご覧ください

 

奥藁科ウェブの会ホームページには、大川地区の情報がたくさん紹介されています。ブログページへのコメントもお待ちしています。

大川小学校ホームページでは、日頃の子どもたちの活動が詳しく掲載されています。21人の少人数教育の濃さはすばらしいです。ぜひごらんください。

 

蕎麦打ち行事のこと / 芋がらについて

支援員の島村さんも書いておられますが、この週末は 『種まきから始めるこだわりの蕎麦打ち』の第4回目でした。大川地区これ一番事業の、農体験部会が開催した行事の最終回、いよいよ蕎麦打ちです。

私たち家族も、家族で参加させていただきました。子供の参加も快く受け入れてくださった、のみならず、子供の友人たちも何度か遊びに来ました。蕎麦拾いを頑張ってくれた子もいれば、全4回、ひとりでオマチからバスに乗って!来てくれた子もいて、蕎麦づくりの各工程と、大川の良さを満喫してくれたもようです(^.^)

 

 

 

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単発でなく、4回シリーズだったので、参加者のみなさんとも交流が深められました。支援員さんの書いておられるとおり、ぜひとも年間を通じての「大川ファンクラブ活動」(←勝手に命名)をしたいものです(^.^)

 

 

 

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ところで、蕎麦こなしのときに、この「杜の里」ブログや「奥藁科ウェブ」のページを紹介した方は、今回顔を合わせるなり

「ブログ見たよ」

と、声をかけてくださいました。「でも情報が少ないね!例えば芋がらの煮方とか」と言われてしまったので、リクエストにお答えして?以前書いた記事の補足を書いてみたいと思います。

もちろん一例に過ぎないし、私なんぞが書くのはおこがましいのですが・・・

 

乾燥した芋がらを戻すのは、落としぶたをして一晩水に漬けておけば十分だと思います。スポンジ状に膨らんだら、何度か水洗いしてアクを抜きましょう!ここで手を抜いて、えぐい仕上がりになってしまったことがあります(涙)

適当な大きさに切ったら、鍋で炒め煮にします。油がまわったら、調味料は酒・みりん、しょうゆ、好みで砂糖やだしつゆ。あとからたすこともできるので、味を見ながら加減しましょう。

ポイントは水をいれないことだそうです。調味料がまわったら蓋をして(ガラス蓋が便利)ぷわーっとふくらんできたらかきまぜる。また蓋をして、ぷわーっと膨らんでくるからかきまぜる。「そのうち膨らんでこなくなるだな。あんまりじぶじぶした(弱い)火だと、うまく煮えんぞ」

召し上がるときに、すりごまをたっぷりふりかけてどうぞ。

 

いろんな方と芋がら談義をすると、ご家庭によってやり方はさまざまで、例えば油揚げを入れるという方もいました。それから芋がらといっても、もとのイモが八ツ頭なのか他のなのか・・・の種類によっても、違うようです。私はカライモ(芋がら用の芋)を先日、初めて煮ましたが、家族の評価はイマイチでした。年季がいりますね(~_~;)

 

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こも編みに挑戦しました

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炭焼きが重要な収入源だったころ。炭を持ち運ぶために、ワラとカヤ(ススキ)を使って編んだものを、「こも」と呼んだそうです。大川小学校のプールは、「マコモヶ池」という湿地の跡地ですが、多分イネ科のマコモも、そういう用途があったのでしょう。

 

「こもを編むのは簡単さあ。秋になったらススキをとってきて、こうしてこうして順々に...」と、近所のUさんが話してくれました。実際に自分の手でやってみないことには、想像もつかない話でした。教えていただく約束をして、ずっと気になっていたのですが、ようやく実現しました。

 

「今日は思いもかけず、楽しいな」「うん、鶏も見られるしな」「遊ばしてもらうだ」と、ニコニコ集まってきてくださった大先輩たち。3人合わせて276歳(!)です。

 

 

 

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まず、ワラを叩いてやわらかくして、縄をないました。縄は4箇所に使いますが、一箇所につき2ひろ(ふたひろ 横に手を広げた長さが1ひろ)用意しました。

「むかしゃあ、手にあぶらっけがあったもんでうまくなえただが」つばをふきつつ、見る間に縄が長くなっていきました。長くつなげるのも自由自在、縄は便利なものだなあ。

 

そうしているうちに、ススキの朝露も切れただろうと、みんなでとりにいきました。

「今でも、よいカヤを見ると、ああよいカヤだなあ、編んでみたいなあと思うだよ」

 

 

 

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持参した台(切れ込みが4つ入っています)に 縄をセットし、順々にススキをくみあわせていくと、機織りのように こもが長くなっていきました。

まったくの自然素材で作り上げる知恵に、、、、、目を見張る思いでした。

 

「おまえもやってみるか?」といわれて、途中から初挑戦しました。やれ端を揃えろの、つめでしっかり押さえてひっくり返せの、そろそろ太いのをいれなくちゃダメだのと、野次をとばされながらも...出来上がったコモは、ところどころススキの赤い部分が効いて素晴らしい仕上がり。

 

 

 

 

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「ススキを採ってすぐ使うんじゃなくて乾かしておけば、折れないで編みよいよ。今の時期のは指も切らなくてよいわ。台もワラもおいていくで、好きなときに作ってみりゃいいさ」

「こんなものを敷いておいて、ボッコ(ぼろ布)を重ねて、その上にアカンボ寝かせて仕事したもんだ」

「学校の勉強は、兵隊さんが棒もって...なんていってさっぱりだったが(甲乙丙丁戊)、こういうもんは覚えているもんだ」

 

こもを編んでいく手を動画にとらせていただいたのですが、じつに無駄のない動きで、それだけとっても 大事な山の財産だなあと感じます。数日後、娘と二人がかりで同じものを作ってみましたが、四苦八苦したわりに 出来はいまいち。年季がいるようです。

「先生になんか、うら、なったことがない」3人組による人生講座。次回は、藁ぞうりを教えていただく約束です。たぶん、つづく!

 

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