大川
藁科川の涼やかな流れと、緑ゆたかなお茶畑と歴史をたっぷり堪能。
藁科川最上流に位置しています。縁側でお茶を振舞うなどあたたかみ溢れた人情が、訪れる方々を癒してくれます。また、聖一国師の生家があり、静岡のお茶の歴史に触れることができます。
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大川収穫祭2012 終了!
11月25日。紅葉がもっとも美しい週末に、ぴたりと照準を合わせたように、大川収穫祭が開催されました。朝からの晴天にホッと胸をなでおろしました。
今年は小学生の出店「とどけスマイル さつまショップ」を、PTA主催で行ったので、ほかのお店をじっくりまわれず残念でした。今年も蜂の子ごはんや山いも、まむし酒(!)、各種加工食品などなど、それぞれに地域性のある逸品が並んでいましたね。
移住者としてはじめて参加し、小学生の活動の質にド感動したのは、2年前のことです(→そのときの記事はコチラです)。そのころは学校行事ではなくなり、自分が実行委員長になるとは、思いもしなかった。。。
去年までのノウハウがない中、保護者が何度も集まって話し合い、準備をすすめました。学校という強制力や、児童の指導経験も能力もない中で、子どもたちの自主性を尊重しながら、ひとつの行事をしあげていくというのは、難題でした。意見はもちろん、それぞれに違いますが、「収穫祭で小学生の店を出店する」ということの、子どもたちにとっての、そして地域にとっての意義を守りたいという点で、みんなの総合力でがんばりきれたと感じています。
当日は緊張して、資料写真をあんまりとれませんでした(言い訳)
また良い写真が手元に届いたら、アップしたいと思います。
今、心のアルバムに浮かぶのは、
「おいしかった!」と何度も買いに来てくれたお客さんの顔や、
最初は恥ずかしがりつつも、だんだん呼び込みの声が大きくなっていった一年生の顔や、
リーダーとして頼もしかった我が子の顔や(←親バカ)、
ともに裏方役に奔走してくれた PTAの仲間たちの顔です。明日から集まってくるだろうアンケートをしっかりまとめて、残務整理をして、来年の活動につなげたいとおもいます。
山間地区への移住に興味がお有りの方、、、「中山間地域空家バンク」をご存知でしょうか。大川地区でも、支援員さんのご努力とみなさんのご協力で、物件が出始めています。今後も増える見込みアリです。くわしくは、こちらのページをぜひご覧ください。
奥藁科ウェブの会ホームページには、大川地区の情報がたくさん紹介されています。ブログページへのコメントもお待ちしています。
大川小学校ホームページでは、日頃の子どもたちの活動が詳しく掲載されています。ぜひごらんください
畑を荒らされながらも
写真は少し前になりますが、そばの白い花が満開になったころのものです。このあとサルの襲来を受けるとは思いもよらなかった頃...。
もうすぐ狩猟の期間に入るそうです。害獣駆除のための狩猟はすでにはじまっており、猟犬を乗せた軽トラックをときどき見かけます。
どの山間部でも同じことと思いますが、大川地区でも農作物の被害が大きいです。イノシシ、カモシカ、シカにサル。特にみなさんが対策に苦慮しているのはサルのようです。年によって多い、少ないはあるようですが、今年は特に、人家の近くにまでやってくることが多いようで、干しておいたダイズはかき回される。仏壇の果物を喰われる。柿も干しておけない。収穫直前のそば畑を荒らされる。電気柵は、あまり効力がないようだ...。
私自身も、今年は畑のヤツガシラをイノシシにやられて、仕方なく早どりして、なんとか芋がらを干している始末です。
そして稲刈りを手伝ったお家では、はざかけしておいた稲をサルにさんざん抜かれてしまいました。そこまでするのか!と思うと、無力感。。。
近所のKさんも、去年は家から離れた畑のダイズが全滅。今年はトタンをこじあけて、イノシシにサトイモを掘られました。どうしようもないなとなげきつつ、こんな話をしてくれました。
「どうもサルが来そうだと思って」一日庭で仕事をしながら、畑を見張っておっただよ。したら夕方になって向かいの山から、サルがホオイ、ホオイって呼ぶだな。「もうどけよ、っていうだな。」でも(自分が)どかないもんで、もっと鳴くだよ。そのうちにいなくなって、それきり来ないわ。
ちなみにKさん、去年はこんな話をしていました。
そろそろダイズを採らず(採ろう)と思って、山の畑に上って行ったら、サルが木の上からホオイ、ホイって呼ぶだな。それで、ああ採られたか、と思って登って行ったら、やはりきれーいにやられておったわ。「うまかったぞーって、サルも挨拶するだな。」
大川地区には、たくさんの伝承昔話があるのですが、動物と人間とのやり取りのお話も多くあります。現代に生きるKさんにも、動物と心を交わし、共に生きてきた歴史が息づいているんだなあと、感動しました。農作物を荒らされて、がっくりと力を落としながらも。。。
それは、山村で柿を収穫する時に、動物や鳥のためにひとつふたつ残しておく、という「残し柿」の風習にもつながるようにも感じます。
おばあちゃんはしいたけのホダ木を並べながらごく自然に「サルにも少しは喰わせてやらんとな」とつぶやきました。
山間地区への移住に興味がお有りの方、、、「中山間地域空家バンク」をご存知でしょうか。大川地区でも、支援員さんのご努力とみなさんのご協力で、物件が出始めています。今後も増える見込みアリです。くわしくは、こちらのページをぜひご覧ください。
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大川収穫祭が近づいています
いよいよ11月25日の大川収穫祭まで、3週間を切りました。各町内、販売所のみなさんの準備も進んでいると思います。本日は連合町内会での、打合せ会もあり、私も小学校PTAとして出席することになっています。緊張(^^ゞ
そう、先日も記事にしましたが、小学生はさつまいものお店「とどけスマイルさつまショップ(^-^)(にい~)」を出店します。
ちなみに21というのは、大川小学校の全校児童数と笑顔をひっかけています。にい~(苦しい?)
10月の終わりに、学校の畑でさつまいもの収穫をしました。写真は、収穫祭に向けて、4年生~6年生でイモの選別をしているところです。
当初苗が育たなかったときには、自家用の苗をご提供くださった方がいらしたそうです。
夏の暑いさなか、自主的に水をまいたり、草取りをする児童もいました。先生も世話してくださいました。
また、収穫前にはサルの集団がやってきて、つるをひっぱっているのを、近所の方が追い払って下さいました。さらに、「なんだなんだ」「この網をかぶせろ」「ビニールシートで覆ったらどうだ」「それじゃデンサクが...」と、居合わせた方々が助けて下さったそうです。
そうやってみなさんの力を借りて、育ったサツマイモ。
芋の選別の後、上級生には用紙を渡して「これからするべき仕事」「当日の資材」をチェックリストにしてくるよう、また自分達で出来る仕事は、この2週間でどんどんやっていくよう励ましました。「学校行事じゃなくなるぶん、君たちの力が試される。大人より、君らの方が去年までの様子が分かっているんだから、お願いね」と声をかけると、子供達の顔が引き締まりました。大川小学校の伝統の底力、見せてもらいましょう。
伝統の味・今年も焼きます!焼いも
細部にこだわりのある サツマイモ入り蒸しパン
さくさくサツマイモクッキー
サツマイモスティック(砂糖味・ブラックペッパー味)※今年の新商品です!
町内に回覧版で回すチラシも、ポスターもできあがりました。11月25日、お楽しみに!
山間地区への移住に興味がお有りの方、、、「中山間地域空家バンク」をご存知でしょうか。大川地区でも、支援員さんのご努力とみなさんのご協力で、物件が出始めています。今後も増える見込みアリです。くわしくは、こちらのページをぜひご覧ください。
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