移住者さんの生活記録

大川っ子くらぶ活動(12月)しめ縄・門松づくり

12月の大川っ子くらぶは、地元のお父さん方にご指導頂きながら、まず「縄をなう」ことから挑戦しました。ほとんどの子ども達(そして親たちも)は、縄ない初体験です(*^_^*)

 

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70代のIさんは、「神様のもんだから、左縄でエエだいなあ」と言いながら、器用な手さばきで作り始めました。ぐるりと円くして、さっき裏山で採ってきたウラジロと、手製の型で切った和紙をつければ、あっという間にお飾りの完成です。

 

茶摘みや茶揉みの時にも感じましたが、こういった日常生活の手わざは、じつに美しいです。

子どもたちも、ただ作業するのではなく技術にチャレンジするのが楽しかったようで、思った以上に真剣にとりくんでいました。

高学年しかできないだろうという予想を裏切って、皆それなりの形に出来上がりました。すばらしい!

そのあと門松もつくりました。松、竹、梅にナンテンと、お父さん方のご準備に頭が下がります。

 

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この日は午後から、気温がぐっと下がって、風花は雪にかわりました。山里はすっかり冬です。

 

奥藁科ウェブの会ホームページには、大川地区の情報がたくさん紹介されています。

大川小学校ホームページでは、日頃の子どもたちの活動が詳しく掲載されています。ぜひごらんください。

 

ひじろのこたつ

囲炉裏のことを「ひじろ」というそうです。

掘りごたつのかたちにはなっていなくても、いろりとして使われていた場所にコタツをすっぽりとかぶせて、中で炭をおこして暖をとっている、というお宅が、大川地区にはまだ残っています。「昔はネコや子供が落ちて困ったもんだ」なんて、笑ってお話してくださった方もいます。(もちろん、一酸化炭素中毒にはご用心です!)

 

炭焼きをしているKさんのお宅で、そんな炭のこたつに、先日初めて入れていただきました。いろりの全面に丈夫な網をかぶせていて、冷えた足をのばして暖めることができました。掛け布団をめくると、たっぷりとした白い灰が。大きめの炭を3つ4つ「いけて」おけば、朝までぬくといよ、だそうです。

そのあたたかさを、どう言い表したものか...

あたたかい プラス やわらかい、という表現が見つからないのが残念です。

 

 

ところで、昨年越してきた我が家は、冬の暖房費がかさむのには、困っていました。それに石油ストーブをフル活用しているので、なんとかもっとエコにできないものかと。

それで我が家も、「ひじろのこたつ」ならぬ「火鉢のこたつ」に挑戦することにしました。

 

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しかし初めてのことで、そもそも炭のつけかたが怪しい。毎日のことなので、浅間通りの金物屋さんで「火起こし」の片手なべを購入し、それでつけようとしたものの うまくいかない。やっとついたものの、火鉢の灰が古くなっていたので 火がもたない。不純物の混じった灰に、家の中は焚き火状態・・・「おかあさん、臭い~~」

 

これではいかん(^^)

と、Kさんにお願いして、灰をあらためてゆずっていただくことにしました。

Kさんは、まず火鉢の底に川砂を敷き(そんなこともはじめて知った)、自宅のこたつからきれいな灰を分けてくださいました。そして「大事に車で持ってきゃいいからさ」と、七輪のやかんをどけて、火のついた炭をいれ、新しい炭を足し、ちょいちょいと整えてくれました。

「これなら(こたつなら)かしこまって(正座して)坐るで、ええらア~。」と、おかあさん。

 

ゆっくりと発信させた車の中は、すでに遠赤外線のぬくもりでいっぱい(^^)

 

自宅のこたつにセットしてしばらく経ったころ、娘たちが帰宅しました。うわっあったかい!と素直に宿題を始めた...かどうかはともかく、そのうちにKさんから電話をいただきました。

「火イ、ついたか~?心配になったで」

「あったかいでーす!」と娘に叫ばせると、笑って電話を切りました。

 

今年の炭焼きはもうおしまい、だそうです。来年お手伝いできますように。

 

ダイノコとは?

犬の散歩をしていたご近所のMさんが、お父さんが作り始めたという、木の枝からつくる細工ものの話をしてくださいました。

「ダイノコっていって、枝が外側から緑色でね、その内側が白くて芯が黄色っぽいもんで...」と説明して下さるのですが、イメージがつきません。そこで「じゃうちにくれば」ということになり、さっそく子どもたちと伺いました。散歩途中のわんちゃんには悪いことをしましたが(^^

 

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もともとは小正月の飾り物だそうで、調べてみたら広く安倍川・藁科川流域にある風習だそうです。でも、地域によって「ダイダイの木から作った棒状の細工もの」であったり、「ヌルデを使ってつくり、大きいのをダイノコ、小さいのをショウノコと呼ぶ」であったりするようです(「安倍川流域の風俗」静岡高校郷土研究部編より)。

 

日向地区の場合は、ダイノコというのは木の名前で、花のように削り、竹の先にさしたものを作ってきた、とありました。Mさんのおとうさんはこれを作る名人だそうです。私も、そのあとでダイノコの木を見つけてきて、Mさんのお話どおりに削ってみましたが、うまくできません。いずれ教えて頂きたいことが、また一つ増えました。

 

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山では今、ツルウメモドキの枝がきれいに色づいています。

 

奥藁科ウェブの会ホームページには、大川地区の情報がたくさん紹介されています。地域に興味を持って頂いた方も、移住・定住をお考えの方も、ぜひごらんください。

 

大川小 今年の合奏・合唱曲は...

大川小学校では、毎年全校で合唱・合奏に取り組み、地域でのコンサートや11月の音楽学習交流会(市民文化会館)、収穫祭などの場で発表します。

今年は「とどけスマイル」の合唱と「八木節」の演奏に挑戦しました。

 

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「とどけスマイル」は、児童達から「こんな内容の歌を作りたい」と歌詞を募集したものを、校務主任の先生がとりまとめ、作曲して下さいました。今年出来上がった大川小学校のオリジナルソングです。

 

何かが胸につかえて どうしようもないときが誰にだってあるものさ

でも僕は知ってる 器用じゃないけど 誰よりもあたたかい君の心を

とどけスマイル 君のハートへ とどけスマイル 一直線に

その胸のつかえの向こうに君を連れていくよ

つたわれ この思い 大切な君と

 

たった17名の合唱ですが、文化会館大ホールにりんりんと響く、元気な歌声でした。小規模校ではひとりひとりが重要な戦力。3階席からも我が子の歌声を聴き分けられるなんて、、、、すばらしいです。

また、地域での行事では元気な振り付けもついたバージョンでした(^-^)泣いてしまう大人多数。

80代のおばあちゃんが私の隣で、「小学生があんな元気出してくれるだもん、うれしいよ。がんばらんとね」と話してくれました。

 

 

「八木節」は、低学年からの全校児童で演奏するには、難易度の高い曲だった...と思います。

たて笛、太鼓、木琴鉄琴など、ほぼ一人一役のものも多く。我が家の2年生は、ピアニカ担当でしたが、楽譜を持ち帰ってきたときには目を疑ってしまいました(゚Д゚;)指くぐりは複雑だわ、テンポは速いわ。ホントにできるのかと親ながらあせりました。

後で先生からお聞きした話でも、実際、間際になっても全体が仕上がって来なくて、あわてたようです。

しかしそこから、驚異の追い上げが。休み時間や放課後に、熱心に自主練習を重ねて、最終的には強弱をつけて、全体がそろうまでに至りました。文化会館での演奏後には、保護者席から「おおっ」という歓声が起こりました。

 

他校の保護者からきいたはなしですが、娘さんの友達がこう話していたそうです。「どこかで聞いた曲だと思ったら、6年生が6送会の返礼として演奏した曲だった。にいちゃんあんなに苦労してたのになあ」と。

先生のご指導と、子どもたちのがんばりのたまものです(^-^)

子どもたちもこの活動から、大きな達成感をえているのが伺えます。ありがとうございます。

 

 

大川小学校ホームページでは、日頃の子どもたちの活動が詳しく掲載されています。ぜひごらんください。

奥藁科ウェブの会ホームページには、大川地区の情報がたくさん紹介されています。

防災訓練と、縁側お茶カフェ@大間集落

12月の第一日曜日、地域防災訓練が行われました(昨年記事コチラ)。今年は中学校校庭にて、消火器の扱いを確認する訓練がありました。

娘は防災ずきんをかぶって参加したのですが、近所の方に「昔は自分ちで縫ったなあ」などとお話をうかがいました。

賞味期限の確認もあってか、参加者にはカンパンとアルファ米が配られました(^-^)年に一度、有事のための確認をきちんととることの大切さを、今年はとくに考えさせられました。

 

午後からは、大間集落で第一・第三日曜日に開催されている縁側お茶カフェに行きました。

大間は大川地区の最奥にあたりますが、湯の島温泉からはわずか15分ほどです。風のないぽかぽかの午後で、山あいの道からの紅葉はちょうど今が見ごろでした。

車を置いて、茶畑の中の細道を、探検気分で駆けていく子どもたちに、行きあわせたドライブの方が声をかけて下さいました。お話しをすると、湯ノ島温泉まではよく来ているが、大間までは初めて足を延ばしてみた。縁側カフェのことは案内で読んだが、どう入ったらよいかわからない・・・

 

ご安心ください(^-^)

縁側お茶カフェは、農家の庭先を開放したかたちで、言ってみれば「ゆる~く」営業しています。のぼりが立っているお家だったらどこでも大丈夫。親戚の家をたずねるように、「こんにちは~」と声をかけて入っていけばよいのです。

さっそく、Nさんちの縁側にご一緒して、ひとときを楽しく過ごしました。

お茶受けは、今が旬の赤カブ漬け、ゆず大根、昆布と根野菜の煮しめと白菜漬けでした。

 

地域の方や、居合わせた方とのやりとりは縁側カフェの一番のだいご味でしょう。私は、子どもとその友達とでにぎやかに訪ねましたが、みなさん孫のように話しかけてくださって嬉しかったです。

月に一度は通ってみえるという、市内在住の方ともご一緒しました。地域の魅力って、風景や特産品もさることながら、一番は人のつながりだなあと感じました。

 

Nさんは、「大間は寒いじゃないかってみんな心配してくれるだけど。こんなにおてんとさまに近いんだもの、寒いもんかいって言うんだよ」と笑ってくださいました。

 

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写真は、昨日の福養の滝。見上げた青空に、日に透けた紅葉が見事でした。

大間の縁側お茶カフェは、ページに詳しく紹介されていました。

公式ージ