移住者さんの生活記録

大川っ子くらぶ活動(11月)焼き芋大会

11月の大川っ子くらぶは、風のない晴天にめぐまれて、絶好の焼き芋日和でした。

焚き木ではなく、落ち葉を使った正統派?での焼き方にこだわり、数日前におとうさんたちがたくさんの落ち葉を集めてくれてありました。

 

やきいもa.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広場のまんなかに浅く穴を掘って、まんべんなく火をおこした上に、新聞とホイルで包んだ芋を並べ(ここまでが長かった)、また落ち葉をかぶせてじっくりと蒸し焼きにします。

焚き木を使ってボウボウと燃やせば早いですが、焦げてしまったり、ナマ焼けになってしまったりしがちなもの。時間をかけて火をとおしただけのことはありました。飴色で甘みの強い焼き芋に、大満足!の笑顔です。

やきいもc.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

焼けるのを待っている間に、竹トンボ作りをしました。指導してくれたのはお父さんの一人。手早くナタを使って竹を割ったり、小刀で薄くしていくコツを教えてくれたりするのは、小さい頃から遊んだ経験があってこそ。さすがでした。

やきいもb.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お父さん方がそうやって、気軽に協力してくれたり(するだけの実力があったり)、昼間っぱらから堂々とたき火ができたり、、、大川ならではの、手作りの子ども会活動だなあと感じます。

来月は、これまた地元のおとうさんに協力いただいて、お正月のしめ縄飾りを作る予定となっています。これも楽しみです~~。

 

奥藁科ウェブの会ホームページには、大川地区の情報がたくさん紹介されています。

大川小学校ホームページでは、日頃の子どもたちの活動が詳しく掲載されています。ぜひごらんください。

大川収穫祭 小学生の販売活動と、「大川への想い」完売のお知らせ

 

 

1120日。前日は土砂降りで心配されましたが、無事に大川ふるさと祭りが開催されました。JA婦人部や地元町内会、各種団体のテントが、大川中学校の芝生校庭に所狭しと並び、賑やかな笑顔に満ちた一日でした。

 

PB202750.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PB202764.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

PB202782.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

去年の収穫祭の記事でも、小学校児童会を中心とした、さつまいも商品の調理・販売活動について書きましたが...今年も子どもたちは、見事やりきってくれました。自分たちで育てたさつまいもを素材として、プリン・焼き芋・蒸しパン・クッキーを企画販売し、すべて完売。ステージではオリジナル曲の合唱と、難しい「八木節」の演奏をして、満場の拍手をいただきました。(→この合唱・演奏については、また別の記事に書きたいと思います(^-^))

 

昨年はなにしろはじめてで、夢中でこなした収穫祭。今年はうちの子どもたちにとって、2度目の余裕が少し出たように感じます。うまくいった部分もあり、足りなかった部分もあり。終わった後の学校での反省会でも、来年に向けて課題がいくつかあがったようです。晩御飯のときにその話になり、児童会として記録をとっておくと、来年に活かせるんじゃないの、などと話しました。

 

すると娘は、少し考えてこんなことを言いました。「今日の小学校の販売、お父さんとお母さんから見てどうだった。どうしたらもっと良くなるんだろう」

そして話がすすんでくると、自分で新しいノートを出してきて、「児童会ノート」今年の反省と来年に向けてのアイディアを、ひとつひとつ書き留め始めました。

 

 

どうやら収穫祭での販売活動を通して、来年は最上級生となる自覚を、娘は身につけはじめたように感じられます。また同時に、仲間と協力し合い、ぶつかり合いながら、ひとつの活動を仕上げていくことのおもしろさを知ったようです。

一緒に本部の活動をした子たちとは、これまでよりも一層、親しくなれたようだとも話してくれました。

 

そのように手間のかかる活動を、心をこめて後押ししてくださる先生方に、とても感謝しています。少人数校ならではの特色だと思いますし、また山間地で商業体験に乏しくなりがちな子どもたちにとって、貴重な経験だとも思います。先生方、どうもありがとうございました!達成感に満ちた子どもたちの笑顔はすばらしい!

 

 

それから、ひとつご報告いたします。

「奥藁科ウェブの会」が、東日本大震災で大きな被害にあった宮城県石巻市・大川地区を支援するために、企画販売していた復興祈念・本山茶「大川への想い」。

収穫祭にて、完売いたしました!ばんざい!

荒茶を提供していただいた皆様、販売活動にご協力いただいた皆様、もちろんお茶を購入して下さった皆様、どうもありがとうございました。最終的な集計結果や今後の活動についても、またこちらでもご報告させて頂きたいと思います!

 

奥藁科ウェブの会ホームページに、収穫祭当日の写真集があります。

大川小学校ホームページでは、日頃の子どもたちの活動が詳しく掲載されています。ぜひごらんください。

 

布ぞうりを作る

他地区の話で恐縮ですが、11月13日の清沢ふるさと祭りにて、布ぞうり作りを体験させていただきました。Hさんという、わらぞうり・布ぞうり作りの名人にお世話になりました。

 

PB162733_(640x480).jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地の編み方は単純ですが、編み始め・編み終わりや、丈夫な鼻緒のすげ方は難しく、とても一度では覚えられませんでした。結局のところ、片足の地編み以外はほとんどHさんにお世話になり、、、それでも3時間以上はかかったでしょうか。予想した以上に手間のかかるものでした。

その間、Hさんにいろいろとお話を伺えて、楽しい時間でした。

 

藁ぞうりは小学4年生の時分から、妹の分もつくった。毎日晩御飯がおわると、夜なべして編んだ。材料の藁を打つところからだから時間がかかる。毎晩やるし、雨の日は必ずやった。暇ということはなかった。

それでも3日でだめになる。雨でも降れば1日で履けなくなる。余裕のある家は運動靴を買ったが、自分は戦争で父親を亡くしたから苦労した。

それでも、苦労したから身に付いたものもある。藁ぞうり作りはせっかく覚えたから、忘れないように時々作ってきた。

鼻緒のすげかたには工夫があり、自分のやり方をしてる人はないが、裏面が綺麗で自慢だ。

『とびっくら』をするときのぞうりは、踵のないのを編んだ。踵をついて走っているようでは遅いんだ。

 

今でも一日やっても3足ほどしか作れない。それに、鼻緒足緒の布を縫うんで、一日ミシンを踏んでる日もある。昔は布も尊かったから、布団屋さんに頼んでおいて綿を打ち直すときに出る布を使った。たわしをこう、濡らしておいて綿を取るだな。そういう手間も掛かった。

 

手間というのは、やったことのある人間にしかわからないから、粗末に言われると、ああこの人には分からないなとがっかりする。つくったことのない人は、草履一足の値段を見て高いというが、手間を考えればけっして高いものではない。

 

人間はまず、自分が一番下だと思っていれば間違いがない。うまくいっているときには周りに感謝して、うまくいかないときには、人をうらまず、ああ、ああなりたいもんだと願うんだ。

 

布端、藁端を処理するための、竹製の道具は手作りで工夫されていました。また、刃物類などを含む道具類は、かならずひとまとめにして管理して、大事にしていました。

ひも通しを手にして「こういうものも昔は尊いものだったが、今では100円で買えるものな」とおっしゃったのが印象的でした。

 

60代70代ぐらいの方には、藁草履を編んだり履いたりといった経験がおありのようです。後日お話を伺った、大川地区出身の方は、布の編みこみ方を工夫してかわいくしたり、鼻緒の部分を三つ編みにしてお祝い用に喜ばれたりしたそうです。すぐにだめになるのが嫌で、「そのために学校に竹馬で(はだしで、ぞうりを下げて)通った」なんていうお話には驚かされました。

 

 

清沢のふるさと祭りは、たいへんな賑わいで、売るほうも買うほうも活気に満ちていました。私はくじで一等賞をいただいて、大喝采をいただきました。よそ者がすみません。汗<(_ _)>

来週、11月20日はいよいよ大川もふるさと祭りです!(ご案内はコチラにあります

大川小学校の児童たちは、恒例のさつまいも菓子販売準備にてんてこまいしております。山あいは秋まっさかり、実りに満ちています。みなさんぜひお越しくださいませ。

 

そば拾いしました

蕎麦の収穫を「そば拾い」というのは、この地方だけでしょうか。検索してみても、どうやら一般的な言葉ではないようです。稲刈りと同じ感覚でそば刈り、そば刈りと言っていた私は、なぜ拾うという言葉を使うのかわかりませんでした。

 

PB032529.jpg 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

113日に、畑色集落でそば拾いをしました。実際にやってみると、そばの収穫は稲刈りとはまた違って、繊細な作業でした。カマで刈らずに、少しずつ手で抜いて束にします。それを土や石が入らないよう、押し切りで根を切り落として、さらに2ワずつ束ねて運び、「はんだ」にかけていきます。

乱暴にひっくり返せば、実が落ちてしまいます。脱穀してからも石をより分けるのに手間がかかるそうです。そういうもろもろを含めて、蕎麦刈りでなく蕎麦拾いなのかなあ~と感じました。

「はんだ」にかけられた蕎麦の束は、まだ花がたくさんついています。白い花が赤くなり、干している間に「実が太って」くるそうです。50日ほど干すとおききしました。

 

PB032542.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30人がかりで、ほぼ一日かけた手作業でした。これをまた乾かし、脱穀してみがき、小石を除いてとなると、途方もない手作業です。去年はきれいに製粉されたそば粉から、蕎麦打ちを体験して満足していましたが、その前段階が長い、長い。

 

PB032544.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お茶摘みのときにも感じたことですが、地域の方々との協働作業は不思議です。話の輪に加わったり、地元の方どうしの会話に思わず笑ったり、また輪をはなれて黙々と土と向き合ったり。そんなことを長い時間くりかえしながら、おたがい黙って作業していても、つながっている感じがします。そして作業が終われば、みな達成感で笑顔です。

ことしの年越しそばは、去年とはまた違った心持で いただけそうです。