移住者さんの生活記録

山菜とりに思うこと

いよいよ山菜の季節まっただ中ですね。
先日、地元の方にご案内いただいて、わらび・ぜんまい・のびるをたくさん採りました。

 


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ぜんまい採りははじめてでした。育った場所による違いなのか、ぜんまいは一本一本緑の色合いが違っていてとても美しい。綿毛のような冠をかぶった姿が初々しいですね。

友人宅でいただいた「ぜんまいとさつま揚げの煮物」・・・これが絶品で!しかも小学生の娘さんがばくばくと(さつま揚げをよけて!)食べている姿をみて、いいなあ~と感動しました。おばあちゃんが「いつもこうなんだよ」と苦笑。冷蔵庫には乾燥ぜんまいが常備。我が家の味なんだなあ。

「乾燥ぜんまいは、ここまでにするのが大変なんだよ」たしかにあく抜きして干して、生乾きでよく揉んで・・・手がかかります。今年初挑戦しようと思っています(^-^)


のびるは掘るのは楽しいけれど、あとの「しらべる」のが大変大変
娘と3人で庭に座り込み、土をぬぐって根っこと茎を切って、茎は薄皮をむいて刻んで・・・
そのうちお昼になって「おなかすいた~」
小さいのは庭に埋めました。また来年あおうぞ、といったところです。

 

ところで、地元の方々は例年、山菜とりのマナー違反に悩まされているご様子です。ちょうどこの記事を下書きした日の夕刊にも、関連した記事が載りました。

山菜は「山の・菜物」というよりも、実際は持ち主のいる場所における「里の・菜物」。冬場に下草刈りをして、手をかけた場所によく育つそうです。

そこを分かっていただけない方・・・「山は誰のものでもない。山菜もみんなのものでしょ。自然に生えてる雑草といっしょ」という程の意識の方もいて、不作法にロープを越え、車をとめて、私有地を踏みにじる方も(一部とは思いますが)。根こそぎ取っていく、声をかけてもやめない、など聞いていて胸がつぶれる思いをすることもあります。山菜を自分の山で「育てている」方もいらっしゃるのですから。

山菜とりが大好きというマチの方の声も、よくわかります(私自身、一年前まではそうだったし)。じまん市で買うんじゃなく、自分で探して摘み取りたい。その楽しみを味わいたい。その折り合う点をさがすのはどうしたらいいんだろうなあと、その結論はこの春、まだ出せません。「入場料をとって採らせてもらえれば」と言われたこともありますが、そうするとまた、次の問題も生まれそうで。。。

それでもあえて書きますが、山菜とりは、ぜひ地権者の方の意向を尊重して楽しまれますよう。できれば周囲の方に、少しわけてもらえまいかと、笑顔で一声かけていただければと思います。山の人はお優しいですよ(^-^)

「この先私有地につき」という看板は、地主さんも苦しい想いでかけていらっしゃるのだと、ご理解いただきたいな~と思います。

 

 

奥藁科ウェブの会のホームページでは、大川地区の行事・特産品・見どころなどをご案内しています。東日本大震災の復興支援の取り組みの報告もしています。掲示板のページなどぜひごらんください。



「日向の人になったから」

ご近所に、木彫り面や竹細工の名人がいらっしゃいます。以前お宅にうかがって、作品を見せていただいたのですが、このところは力がなくなって思うように作れなくなった、とおっしゃっていました。

なかなかお会いする機会もなく、むやみにたずねるのも気が引けるようで、しばらく姿をお見かけしませんでした。

 

先日お嬢さんにお会いして、「このごろまた竹細工をするようになった」とお聞きしました。じゃあまた伺いますので、お時間が合えばお話を...と別れたすぐあとに、ご本人が我が家の玄関に見えました。

 

「これをあげようと思って」と差し出されたのは、水仙の花を挿した花入れでした。あめ色に光る竹は、昔の家屋でいろりにいぶされたものだそうです。

 

 

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「うまくできなかったけど。

あんたら、日向の人になったから」

 

二度そういわれて、返す言葉もなく何度も頭を下げました。

地元に生まれ育ったご長老から、一周年記念の贈り物として宝物をいただいたように感じました。我が家の玄関に、これからも花を絶やさないよう、大事にしていきます。

 

 

 

東日本大震災の援助活動について

大川地区の「THE 旬」に支援員さんも書いてくださいましたが、奥藁科ウェブの会のメンバー2名が、東日本大震災の被災地に一週間現地入りしました。

同じ「大川」の名を持つ、石巻市立大川小学校が甚大な被害をこうむりました。(今なお、行方不明の児童が多数いるそうです)

短い準備期間で、たくさんの支援物資と義援金が集まりました。行ったメンバーも、後援した家族もメンバーも、地域の皆さんのお力添えも、素晴らしかったと思います。大川のつながりと底力を感じました。

帰ってきたメンバーを迎えて、ウェブの会のメンバー家族でおつかれさま会をしました。たくさんの写真や本人たちのお話からは、報道で知る以上の真実味が感じられました。今後の長期にわたる支援の在り方を考える、とてもよい機会をいただきました。

何点かお知らせします。

奥藁科ウェブのホームページに、現時点までの義援金・支援物資が紹介されています。また「過去のニュース」のページに、実際の活動内容が紹介されています。物資の受け付けは4月10日までで、発送作業をします。(義援金は期間延長にて受け付け予定です)

・「THE 旬」のページにもありますように、4月17日(日)の夜に報告会があります(大川地区センターにて)。ぜひお運びください。