移住者さんの生活記録

雑木林で遊ぶ

友人のTさんが、しいたけの菌打ちをしないかと声をかけてくれました。「コナラの木をたくさん切って余裕があるから。道具は貸してあげるし、2年ほど自分の家の山においておいて、それから家に持ってくればいいよ。」なんというご好意でしょう()

日程が合わずに、菌打ちはお父さんだけがご一緒させていただきましたが、その後 家族みんなで遊びに行きました。

 

 

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30分ほど山道をあがると、Tさんの山がありました。スギ・ヒノキの植林と雑木林が面していて、さくさくと落ち葉が足に心地よく、焚き木集めにはもってこいです。つい、「おじいさんは芝刈りに・・・」の一節を思い出しました。

「よし、火遊びするぞ~!!」

家族そろって、煙のにおいが大好きな原始人なもので(^-^)落ち葉やスギの皮を集めて火をつけ、楽しいひと時を過ごしました。

 

 

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後日、友人が遊びに来た時に、Tさんに「山に行ってもいいですか」と(おそるおそる)尋ねると→「どんどん友達を連れて行って、山を好きな人を増やしてください」と、これまたありがたいお言葉。

小学生4人を連れ出し、またもやたき火遊びをすることに。

 

この日は雨の翌日で、やや湿っぽかったせいもあって、

あわてて着火しようとしても なかなかうまくいきません。

小学生たちはああだこうだと工夫して、枝を組みなおしたり必死で吹いたり、ずいぶんマッチを無駄にしながらも(^^ゞうまく火がついたときには大歓声をあげました。

その後も、上級生は秘密基地づくりと称して土を掘りまくったり、木登りをしたり、下級生は協力してのこぎりを使ったりして自由に遊んでいました。

野山で遊ぶ子供たちって、けんかしないんですよね~(←大人がラク)

お昼ごはんはおにぎりとジャガバターでした。「うまっ!」

 

山はたのし。

大人も子どももたのし。

今度はべつの友人宅で、薪でくべるお風呂にチャレンジさせていただこうと計画しています。

 

明日で引っ越しからまる1年になります。家族でもこの一年を振り返っていろいろと話したのですが、なによりもずっとお付き合いいただきたいと思える人間関係を、親子ともども得られたという点に感謝しています。2年目突入、地域のみなさんのおかげで、さらに充実した日々を過ごせるものと確信しています。今後ともよろしくお願いいたします!

 

 

炭焼き小屋 訪問しました

大川地区でも、炭をふだん使われているお宅はそれほど多くないのかもしれません。まして、ご自分で炭焼きをされている方となると、なかなかご縁がありませんでした。でも、山あいの道を走ると、炭焼き小屋はいくつか見かけ、使われているのかなあと気になっていました。

 

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先日、支援員の島村さんのご紹介で、諸子沢集落で炭焼きをされているKさんのところにお邪魔しました。

家にたどりついた私たちを、まず出迎えてくれたのは、一斗缶を使った簡易なこんろの上のサトイモ。

炭というと七輪で使うものと思いこんでいましたが、いかにも日常的に使っているご様子が素敵です(^-^)塩ゆでしてじんわりと炭で焼いたサトイモ、娘は迷わずおかわりです(少しは遠慮してよ~~)

さらに土間は、長火鉢の柔らかな暖かさに包まれていました。

 

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Kさんは自家用として、ずっと炭焼きを続けてこられたということです。家からみんなでポクポクと歩いていくと、ありました、ありました。使いこまれた立派な炭焼き小屋!ちょうど焼いたあと「さまして」いるところとのことで、入り口の土をどかすのをお手伝いさせていただきました。

宝探しのようにワクワクとスコップを使って入口を発掘。人ひとりがやっと身をかがめて入れるほどで、夫も私も灰でまっしろになりながら入れていただきました。(お尻がつっかえなくてよかった。汗)

次回は「お茶が始まる前に」焼く予定ということで、樫の枝は既に切りそろえられ、準備万端です。快くお手伝いの許しをいただけてうれしかったです。

歩く道すがら、集落の高齢化や、山の管理についてお話をうかがいました。それから、この日は東日本大震災の数日後だったこともあり、諸子沢地区のスピーカーからは原発事故のニュースが流れていました。受け継いでいくべきもの、自分たちができることについて、考えさせられます。炭という永続可能なエネルギーを使った生活を、日々坦々とおくっているご夫妻との出会いと、そのニュースとのギャップに、胸が痛くなる午後でした。

「清沢てんぐの会」釣り道場をたずねて

前回の記事のつづきです。

さて、清沢てんぐの会さんの「釣り道場」。久能尾バス停そばの河原におりると、川幅いっぱいに大胆に木をわたして、ネットをかけ、自然の釣堀?がすでに完成してました。

小学生たちが三々五々集まってきて、さおのある子は自分のものを、ない子は仲間でお借りして、あいさつのあとは自由に釣り始めました。

 

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いちばん印象的だったのは、お父さん・お母さん方が子供たちの様子に目配りしつつ、自分たちも楽しそうだったことです。魚をさばける人はさばくし、竹筒ごはんの容器を器用に準備する方はいるし、子供が釣った魚を針からはずせなければ手伝うし。

 

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清沢てんぐの会さんの年間の活動を傍目からみると、準備にはとても手間がかかっているようだし、大変なのでは?と思ってしまうこともあるのですが、その根っこには「世話してるというより、自分たちも一緒になって楽しんでるかんじ」があるという話をおききできて、ああそれはいいな~と実感できました。

 

塩焼きを食べて、竹筒ごはんをいただいて、たっぷり一日...たしかに子供たちはもちろん、わたしたちオトナも楽しませていただきました(^_^)

帰り際になって、おとうさんの一人に「お子さんはどこにいらっしゃるんですか?」とたずねたら、

「あ~今日はいないんですよ、僕だけ」というお返事だったのですが(!)

それがすべてを物語っているのかもしれませんね。

 

元気なてんぐの会さんと、たくさんお話して情報交換できて、大川でもできるかもしれないな~と、楽しい気分になれました。「また大川にも呼んでくださいよ」と言っていただけたので、お呼びできるような活動が出来るように!また計画を進めていきたいです。一緒になって遊べたら、それも楽しそうです。

 

清沢てんぐの会のみなさん、清沢小学校のみなさん、ありがとうございました。

 

 

大川小学校のホームページには、先日行われた「6年生を送る会」「さよなら遠足」などの様子や、写真が掲載されています。ぜひご覧下さい。

奥藁科ウェブのホームページでは、今後子ども会の活動も掲載していく予定です。

大川地区の子ども会 計画中!

大川地区の明るいニュースです。

ここ数年休眠状態がつづいていた子ども会が、来年度より復活する予定です。

 

とはいえ、家庭数の減少もあり、これまでのように集落単位の活動ではなく学区全体、オール大川での試みとなります・・・名づけて「大川っ子くらぶ(仮称)」。

 

正式には、PTAに諮っての活動になると思いますが、その名称のあらわすようにゆる~い形で、大人も子供も大川地区で一緒に楽しんじゃおう、という考えのもとに、計画が練られています。

今のところの活動予定()は、たとえば

 

・みんなで春の野草を摘んで食べてみよう(4月)

・みんなで集まってお茶摘み体験をさせてもらおう(5月)

・みんなで裏山に入って基地づくりをしよう(9月)

・自分で火をおこして落ち葉で焼き芋パーティ(11月)

・しいたけのほだぎづくりにチャレンジ(2月)

 

 

さまざまな意見が集まってきました。本当に続けて行けるのか?安全面は?親の積極性に差が出ないか?などなど...。みんな経験がないだけに、心配なことがたくさん挙がってきました。

 

そんな中で先日、お隣の清沢地区、清沢てんぐの会さんの活動に参加させていただきました。

 

清沢てんぐの会は、清沢小学校のホームページでも紹介されていますが、PTAのお父さん方を中心として、月1回を超える頻度で、年間を通じて精力的に活動されています。6年以上の活動実績があるそうです。

また清沢地区には、お母さん方を中心とした「若あゆの会」もあるそうです。通学合宿や放課後の活動にも協力的だとお聞きしています。

その団結力はどこからくるのか?また、子ども会を始めるにあたってのヒントもいただけるのではないか。そんな思いで、大川から2家族でお邪魔しました。

 

ちょっと長くなってしまったので、3月のてんぐの会さんの「釣り道場」に参加した様子は、次回の記事にします!

 

大川小学校のホームページには、先日行われた「6年生を送る会」「さよなら遠足」などの様子や、写真が掲載されています。ぜひご覧下さい。

奥藁科ウェブのページでは、今後子ども会の活動も掲載していく予定です。

 

お買い物ツアーに同行

藁科川の上流は、地域に子どもや若者が減り、ご年配の方の割合が年々増える過疎地域です。そのため、地域自体を維持していくことが難しい状況になってきています。


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そこで、地域の人自身が支えあえるような事業や取り組みを考えていこうという気運が高まってきています。その中で生まれたのが、現在大川地区の大間・楢尾・崩野の3つの地区で行われている「お買い物ツアー」です。
このツアーに参加させていただいたお父さんが、以下文章を書いてくれました。↓↓

まずは3地域の住民から希望者を募って、静岡の市街地まで乗り合わせで送ります。
まちの公民館や市場に出向いて「福祉ミニ朝市」と名で、地元農産物の販売を行います。
そして、朝市終了後は、近くの大型店舗に移動して、お買い物といった自由時間を設け、帰りの時間になったらまた集まってもらい、地元大川地区まで帰るという仕組み。

大間在住の静岡大学名誉教授の小櫻義明さんが発案し、御自身が車を出して運営していらっしゃいます。

今回は崩野地域の方6名とご一緒させて頂きましたが、まずは「麦と兵隊」や「二人は若い」など往年の昭和の懐かしメロディーが流れる車中が元気(^_^)。時に歌を口ずさみながらの道中でのおしゃべりに花が咲きます。

今回向かったのは、静岡市駿河区にある「石田中老人つどいの家」。到着後、一階の広間にテーブルを出して、それぞれの参加者がお持ちになった梅の花やふきのとうなどの季節のものから、お漬物、畑で採れた農産物、名産のお茶や干ししいたけなが、だいたいが100円程度の商品が小袋に分けられ、あっという間に机の上に並べられていきます。

そして、「おしゃべり会」という催しに訪れた地域のご高齢の方々が、お店に姿を見せ始めると、一気に会場がにぎやかになります。お漬物のつけ方や野菜の説明、山間地の季節の様子などなど、売り買いしながらの会話がはずみます。

「私たちのようなお年寄りが相手だから、売るものは、小分けにしてあまり大きくないのが良いみたいですよ」と教えていただきました。

おしゃべり会のスタッフの方も買いに来ていただいたり、一緒に宣伝してくださって、売り物がどんどんさばけていく。だいたいの頃合いを見計らって、お店は終了。店じまいをすると、今度は近くのアピタという大きなスーパーに移動し、そこでお買い物タイムとなりました。時には要望によって、お医者さんに行く方を送ったりもしているとのこと。

「それぞれの地区で1回ずつのツアーですが、とても楽しみにしてもらってるんですよ」と小櫻さん。

山間地では公的なバスがなく、高齢になると車の運転も難しくなって、地区に孤立しがちになります。けれどもこのツアーを通じて、単に市街地にお買い物に出かけるというのだけではなく、集落の住民同士のお付き合いや現金収入、都市住民との交流、比較的自由に個人の用むきを済ますことができるなどがとっても魅力的な活動です。

このような機会が気持ちに張りを持たせるのでしょう、何と言っても、地域の方の元気な笑顔に接することができたのが、嬉しく感動しました。
 
大川地区の取り組みやニュースは、奥藁科ウェブのホームページでも紹介されています。ぜひごらんください。