移住者さんの生活記録

新学期がはじまりました

夏休みが終わりました。とはいえ、静岡市は2学期制(9月中旬で区切られます)をとっているので、正確には「2学期」ではないですね。夏休み前に通知表をいただいてこないので、少々区切りとして物足りないようにも感じてしまいます。。。

大川小学校では「学期」とはべつに、従来の区切りと同じように、夏休み後からは「第二ステージ」が始まるものとして位置づけています。というわけで第二ステージの初日、帰ってきた子ども達は「夏休みも楽しかったけど、学校も楽しいね」「ネ」と話してくれました。

大川小学校は、今年全校18名です。1.2年生、3.4年生、5.6年生の複式学級になっています。私達は、去年までは、全校1、000人以上の大規模校にお世話になっていたので、勝手が違うことばかりで「ほほう」と感心させられることが多いです。

一言で言えば、一人ひとりの役割の大切さが際立つ教育環境と感じています。

 

IMG_6649.JPG第二ステージの2日目は、全校で川遊びをしたようです。学校から徒歩5分ほどで藁科川に出られます。小学生にはうってつけの通称「かまぶち」で、タイヤチューブをつかったいかだ(用務員さんの特製らしい?)で大騒ぎしたとのこと。「来週も行くんだよ!」とニコニコの娘達です。画像は「かまぶち」。ちょっと暗めの写真ですが、実際は流れるのも飛び込むのも楽しい好ポイントです^_^

9月の中旬には運動会もあります。保育園・小中学校・地域をあげての「大川運動会」です。そこで披露するという組体操の練習にも、熱が入っているようです・・・楽しみ楽しみ。またご報告させていただきます。

 

大川小学校ホームページ・・・大川の元気な小学生の様子をごらんいただけます。また、8月29日に静岡新聞に掲載された、大川小学校の「海洋体験教室」に関する記事もあります。

地蔵堂の縁日

1282688814.jpg大川地区の諸子沢集落には、大間方面へ分かれて坂を登る途中に、地蔵堂があります。毎年824日が縁日と決まっており、地域の方々による手作りの出店と、カラオケ大会(軽トラックの荷台がステージ)で盛り上がります。

子どものお祭りということで、近隣の集落の子どもたちも招いていただきました。また、地域出身の方も帰省して参加されているようでした。

暗い山道をずーっと登った先に、ぽっとちょうちんの列が並び、人々の笑顔が集っている光景は、不思議に郷愁を誘うものでした。

 

諸子沢は藁科川の支流にあたります。昔は上級生下級生が連れ立って、遊びながら通った道でしょう。でも今は少人数で、片道40分から、帰りは1時間近くを歩きとおすことになります。1年生は重いランドセルを背負って、相当な負担のはず。

 

こちらのお母さん友達が、こんな話をしてくれました。

昨年までは、保育園まで車で送り迎えしていた道です。入学当初は、朝早くから下の子をおぶって付き添い、歩きました。雨の日や連れのない日は送ったり、帰りは途中まで迎えにいったり。そうやって少しずつ、行きつ戻りつ、歩ける距離を伸ばしていきました。地蔵堂の坂道は最後の難所ですが、「お母さん、この坂このごろ辛くなくなってきた」といわれたときはうれしかったそうです。

 

その日、お母さんは心を決めて、坂の上で待っていたそうです。初めて学校から家まで、一人で歩き通す子どもを、迎えにいこうかどうしようかと迷いながら、心を鬼にして何度も坂を覗き込んでいたそうです。

やっと坂を登ってきたお子さんは、汗びっしょりでした。うれしくてうれしくて駆け寄った、「あの光景はもう、一生忘れないね」と笑いました。その日の夕飯ではいつになく、お菓子やジュースをサービスして「おかあさんどうしたの?」とかえって訊かれてしまったとか^_^

 

その子も地蔵堂のお祭りで、弟たちと一緒に元気に走り回っていました。その姿を地元の方々が、目を細めて見守っていました。山あいの集落ならではの大変な思いもあれば、だからこその、他では得がたい環境もあるものだと、こちらに来て教えていただいています。

 

大川地区に興味をもたれた方は、こちらもご覧ください。

科ウェブ・・・ 地元若手有志による、地元の魅力発信ホームページ。作成中ですが、内容充実をめざしています。ブログ紹介のページもあります。

静岡市立小学校ホームページ・・・元気な子どもたちの様子をご覧いただけます。

 

藁科川というたからもの

IMG_6600.jpg夏が深まるにつれ、藁科川はにぎわってきました。6月のアユ釣り解禁後はあちこちで、太公望の姿が。そして夏休みに入るとお盆を頂点として、川遊びの家族連れが目立ちました。

我が家も時間を見つけては、大川のあちらこちらで川遊びしました。地元の方に「あそこはいいよ」と、通りから見えにくいポイントを教えていただくのも楽しみでした。川遊びはちょっとしたことで、暑すぎる!寒くて水に入れない!風が吹いてきた・・・水かさが多い・・・と、なかなかベストな条件はそろいにくいですよね。でも、家から水着になってすぐに飛び出していけるような、地元ならではの臨機応変がききました。立派なBBQコンロは持ち合わせていませんが^_^ウォーターシューズとライフジャケット、水中めがねさえあれば!そしてたもや箱めがねもあれば最高!

IMG_6891.jpgさて、写真であげたのは、坂ノ上集落の入り口・和田橋という場所にある、至極のポイントです。流れあり、飛び込める渕あり、浅瀬あり。とても人気のある場所なので、お盆過ぎの平日を狙いました。4家族・オトナ5人子ども9人が集まっての大・飛び込み大会となり、前まわり後ろまわり、いろんなポーズをして大笑いして遊びました。

どうしても上の段から飛び降りる勇気の出ない子がいました。そろそろ帰ろうかというころ、その子が意を決して岩にのぼりはじめました。何度かあきらめかけたけど、みんなで応援して、ついに飛び込めました。絵本「とべコウタ」にも、そういった場面がありますが、その一歩の勇気が持てたこと、みんなでその喜びを共有できたことは、その日の川遊びの金メダルだったと思います。

和田橋周辺が人気ポイントなのは、場所のよさはもちろんですが、駐車場にいつでもきれいな簡易トイレが設置されているのも、理由のひとつでしょう。坂ノ上集落の有志が、無償で清掃活動をされているとききました。花壇の花も美しく整えられていました。ご努力に頭が下がります!釣り人やキャンパーのマナーの悪さについての話もよく耳にしますが、そんな良いお話もきけてホッとしました。

大川夏祭り(坂ノ上集落にて)

news_natsumatsuri.jpg8月13日は、楽しみにしていた大川夏祭りに出かけました。

数日前に、娘の同級生のお父さんから電話を頂いていました。例年こどもたちで「とうろう流し」をするのですが、坂ノ上だけだと人数も少ないことだし、よかったら参加してねというお誘いでした。ありがたいことです。

前日から大騒ぎして浴衣を選んでいた子どもたちと、一緒に出かけました。

 

さて、内容は盛りだくさんで、書きたいことはたくさんあったのですが。小学生の娘が書いた作文が、なによりも雄弁と感じましたので、以下に(本人の承諾はないですが、勝手に~♪)引用します。

 

もっとやっていたかった~!」

 今日は、大川夏祭りでした。いろいろなお店をまわった後にぼんおどりをしました。私のすきなおどる曲は、『おきなわ音頭』です。他には、『さくら日本大まんかい』や『1+1の音頭』など、たくさんありました。私は前ほかの所でおどった時は、あまり楽しいと思わなかったけど、大川夏祭りだと、何倍も楽しく思えました。後の花火もはく力がありました。『食べる』『おどる』『見る』3つそろった楽しい夏祭りでした。大川サイコー!

たしかに、これまでの娘は色気よりも食い気優先・・・夜店を回ってちょろっと踊って、という程度でしたが、今年は最初から最後まで踊り続けました。同級生が一緒だったのもあるでしょう。それに、たぶんお盆で帰省してきた出身の方々だと思うのですが、楽しげに再会のときを過ごす若者も加わって 踊りの輪はにぎやかでした。「いいオトナが年に一回、楽しげに踊りまくってる」昔ながらの、正しい盆踊りを、娘は肌で感じたんだと思います。

浴衣の人もそうでない人も。一杯加減のお父さんも。お孫さんを連れたおばあちゃんも。出店の役を終えてホッとしたPTAの方も。楽しくなっちゃった保育園児も。盛大な打ち上げ花火をはさんで、盆踊りの輪は途切れることがありませんでした。

関連した記事はこちらをご覧ください。

奥藁科ウェブ・・・トップページのnewsで紹介されています。

・大好き!藁科川・・・「川に流す」坂ノ上のタイマツ」に関連記事があります。

ペルセウス座流星群をみました

8月13日未明は、流れ星がたくさん見られる・・・とニュースで知りました。空の澄んだ中山間地域に越してきたのだもの、この機会を逃すわけにはいきませんo(^-^)o深夜に起き出して確認すると、ラッキーなことに天気も上々でした。

日向地区も空は美しいです。でも、沿道の街灯が目に入ってしまうので、せっかくだから満天のビューポイントをめざすことにしました。
大間にしようか?崩野はどうだろう?と迷いながらも、けっきょく畑色地区にむかうことに。真っ暗な林道をハンドルを右や左に切りながら、上り詰めていきました。

視界が一気に開けた尾根部に到着したのは、午前3時半。
夜空に天の川が流れています。車道脇に車をとめ、アスファルトの道路に寝転がって、星空観察を始めると・・・

"あっ流れ星!1つ・2つ・・・・・・・・・3つ・・・・・"

国立天文台の基準にあわせて、15分間でいくつ見られるかを観測。
あわせて"51"の流れ星を数えました。すばらしい!山間地ばんざい!
娘たちも、星の流れる間に3回願い事を唱えるのは至難のわざと、やっと理解したようです。「無理ジャン」と、かわりに人工衛星に願いをかけていました(´ヘ`;) 

白み始めた東の空を、オリオン座がゆっくりとのぼっていきました。

草刈りとおばあちゃん / 山の言葉

■草刈りとおばあちゃん

 

8-13.JPG8月の第一日曜日は、日向集落をあげての草刈りでした。PTAをのぞいては、地域ではじめての美化活動です。どんなんだろうな~とワクワクしました^_^

 

私たちの組は、隣の畑色集落につづいていく林道入り口に集合です。朝7時半に、組長さんの奥さんの車に乗り合わせていただいて出発しました。

男性陣はほとんどが草刈り機を持参していました(一家に一台かならずあるということですね)。組長さんがてきぱきと「じゃあ○○は△△さんのとこの下から」などと仕事を割り振り、軽トラの荷台に乗り込んでいきます。

私は奥さんと、近所の80代のおばあちゃんと3人で、刈り残した草や石を片付けながら林道をのぼっていくことになりました。

 

日差しは強く、なかなかの重労働です。楽しくおしゃべりはしていたのですが、汗は流れるし作業は果てしないし。。。根性ナシの娘2人は早々に、「家で待ってる~~」と帰ってしまいました。 オイオイ!!

組長さんの奥さんが、「竹ぼうき持ってくりゃよかったねえ~」と言いながらも、ありあわせの笹で器用に作業していたのが印象的です。「なきゃあないようにやる」それも山暮らしの知恵だなあ~と、ここ数ヶ月実感していますので^_

 

おばあちゃんは耳が遠く、ほとんど会話に加わりません。丁寧にゆっくりと作業していましたが、ある場所で林道の斜面を見上げて、じっと立っていました。

「ここ、畑色に上ってくところだヨ」

 

林道が不備だったむかしは、山の人々はよほど、よく歩いたものと思います。その道は日向の集落からいったん藁科川べりに降りて、山の斜面を胸突き八丁で一気に登り、畑色の開拓地へ続いていく道でした。「昔はヤボヤキ(野焼き)やってたから。弁当もってサー、一日がかりだよう」と笑いました。

 

私もその道を、川からたどってみようとしたことがありますが、すっかり荒れていて登れませんでした。歩く人のない道。林道で分断された古道は、わずかに道らしき痕跡はあったものの、静かに自然の姿に戻っている様子でした。どうしておばあちゃんには分かったのだろう?

おばあちゃんの目には、5060年むかしの、どんな風景が映っているのでしょう。

 

写真は庭から眺めた景色。この山の向こうに、畑色集落があります。

 

 

■山の言葉

 

また、組長さんの奥さんとはこんな話をしました。「山の言葉わからないんじゃない?」と訊かれて、「話し方の特徴はあるけど、分からないほどではないです」「まあ私がお嫁に来たころとは違うかナ」等々話したのですが。

 

その後の帰りみち、地元の方々同士の車中では・・・半分も分かりませんでした(^_^;)

私たち家族との会話では、気を遣っていただいていたんだなと、やっと気がつきました...。

 

それほど方言として、違うというわけではないのですが、地名や屋号や、茶業での共通認識みたいなものをひっくるめて、いわゆる「方言」以上の、地域の共通言語なんだなあ~~という発見があり、面白かったです。

外から来た私からすると、言葉の選び方自体が新鮮で「あ、この言葉遣いおぼえておきたい!」と思うこともしばしば。さて何年かけて、大川流の言葉遣いをおぼえていけるかな?会合などの席で聞き耳を立てていきたいと思います。楽しみ楽しみ...。

 

大川地区に興味をもたれた方は、こちらもご覧ください。

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小学生は夏休みに入りました。

IMG_6509.JPG小学生は夏休みに入りました。我が家の娘たちは、おかげさまで夏風邪ひとつひかずに元気です。

昨日から、娘の友達が泊まっています。3家庭・小学1~5年生の6人です(うちの子含めて)。もちろん大川小学校の友達もいます。いちおう寝袋持ってきてネとお願いしておいたのに、全員忘れてきました~`; ォィォィ

でも大丈夫!子どもたちはたたみに雑魚寝し、11時ごろまで大騒ぎしていたのに、朝は陽明寺さんの5時の鐘で起床しました・・・。

 

昨日の晩ごはんは、みんなでカレーとマカロニサラダを作りました。

最初は「ねー何すればいい?」「なんかやることある?」と、オトナに頼っていた子どもたち。そのうちに、なべをかき回すペア・盛り付けペアといった具合で、それぞれがやることを見つけられるようになってきました。えらいぞ!

 

リーダーになる子、一生懸命ついていきたいけど外れてしまう子、甘えたい子世話をしたい子。輪の中心になったり少し離れて一息ついたりと、6人の関係はめまぐるしく変化しつつ、全体でまとまっています。私自身は、こんなに異年齢で遊べたものかなあ・・・という印象で、子どもたちの様子を見ています。

普段の生活圏はちがうので、それぞれの小学校や地区での遊びを教えたり、ルールの違いをすりあわせたりしながら遊んでいます。それぞれの得意を教えあったり、譲ったりしながら。いつもの生活とはちがう、多少の緊張感もありつつ。

 

さて!待望の川遊びができるかどうか、ちょっと下見に行ってきます。

「こかげ文庫」に参加しました

こかげ文庫小学校の夏休み初日に、市の図書館職員さんが移動図書館「ぶっくる」とともにやってきてくださいました。「こかげ文庫」・・・これもまた、山間地ならではの行事でしょうね。お話の読み聞かせや工作、音楽会(木製フルートと大正琴)と内容は盛りだくさんで、雨の午後を楽しく過ごさせていただきました。

小学校の図書館も、かなり充実しているとは思います。児童数に対しての蔵書数でいえば、かなりのぜいたくかも。しかし子どもというものは(大人もかな?)目新しい本に飛びつくもの・・・。

「ぶっくる」が開館すると、通路の両側にぎっしり並んだ児童書に、参加した十数人の小学生たちは興奮の面持ちでした!その場で図書館カードを作った子もいたし、どの子も重そうに7~8冊の本を抱えて(ウチは親が持たされた~)、ニコニコと解散しました。


図書館が遠くなってしまい、その点は残念に思っていたのですが、こんなふうに図書館を身近に感じられるご努力があるとは、知りませんでした。それに、ぶっくるの品揃え?は大人向けにも、コンパクトながら充実。本館ではお目にかかれないような人気本もありました。

毎年来ていただいているようですが、小学生だけでなく、広い年齢層の方にお越しいただけるような行事になるといいなあ~と思います。それとも、団体貸し出しのような形で一部を入れ替えながら、小・中学校の図書室を地域に開放する・・・なんてできないのかしら。



大川地区に興味をもたれた方は、こちらもご覧ください。

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